2019-01-01から1年間の記事一覧

ヤマト最大の物流センター「羽田クロノゲート」を見学!

ネット通販で買った商品を受け取るとき、荷物を送るときにお世話になる宅配業者。 中でも黒猫がマスコットキャラクターのヤマト。見たことがない人はいない。日本各地に広がっている配達網。 それだけの輸送を可能にするには、大きな物流センターが必要だ。…

桜の名所にある「北区飛鳥山博物館」へ、お花見はいつの時代も

「飛鳥山公園」、王子駅のそばにあり、東京でも屈指の桜の名所。だが関東圏以外の人には、あまり馴染みがないかもしれない。 なぜ桜が多いのか。江戸時代に第8代将軍である徳川吉宗が整備し数千本の桜が植えられたからだと言われている。 明治に入ると、日本…

文京区「おりがみ会館」へ、おりがみミュージアムとの違いは?

以前訪れた、墨田区の『東京おりがみミュージアム』。(その時の記事は、こちら) とは別に、文京区の湯島に『お茶の水おりがみ会館』という場所もある。この2ヶ所いったい何が違うのだろうと誰しも疑問を抱くだろう。 運営元や会社が異なると言ってしまえば…

荒川区「ねぎし丸昇」へ、大学いもとおでんをWで楽しめるお店

先日浅草で買った大学いも、旨かったなとしみじみ。たまたま入谷周辺を歩いていると「大学いも」の文字をみつけた! これは何かの運命か、それとも下町にはこういった大学いも屋が残っているものなのか。 それは分からない。 しかもお店をよく見ると、「おで…

新宿区「漱石山房記念館」へ、施設内に再現された居宅が見所

『吾輩は猫である』『坊ちゃん』の作者である夏目漱石。1984年から2007年まで、1000円札の肖像画にもなった人物。 氏が晩年過ごした家は、現在の新宿区早稲田南町にあった。だが当時の面影を知ることができるものは、ほとんど残っていない。 漱石生誕150周年…

北区「荒川治水資料館アモア」へ、災害予想地図は必見!

かつて荒川(現在の隅田川)周辺では、頻繁に洪水が発生していた。その中でも、明治43年(1910年)の大洪水は、死者が約700人に及んだ。 これにより明治政府は、本格的な治水を考える契機となった。荒川の治水のため、荒川放水路をつくることが決まる。 荒川…

謎が謎を呼ぶサンドイッチ店「ポポー」荒川区西日暮里

サンドイッチについて、あまり考えたことがある人は少ないだろう。私もそうであった。あのサンドイッチ屋に出会うまでは。 初めて訪れた店なのに、過去に見たことがあると錯覚(さっかく)を起こした。それほど、サンドイッチのパッケージや種類が似ている。…

皇居の近く「国立公文書館」へ、平成の書が見られる!

「平成」の書といえば、昭和64年(1989年)当時の官房長官・小渕恵三が、新元号発表の際、総理官邸の記者会見で掲げたもの。あるいは、当時の内閣総理大臣・竹下登の孫DAIGOが、自宅に置かれていたその書をTVで披露したことにより覚えている人も多いのではな…

裁縫教育から始まった「東京家政大学博物館」板橋区加賀

関東圏以外の方には、東京家政大学と聞いて女子大学ぐらいのイメージかもしれない。 はじまりは、1881年に渡邉辰五郎が湯島に開設した私塾「和洋裁縫伝習所」である。裁縫の知識や技術を主に教え、教養を高め自立した女性の育成を目的に設立された。 そして…

ころころじゃーにー第10弾「ミートデリカ塩屋」北区上十条

こんにちはー! ついに記念すべき第10弾! 記事も増えたが、体重も増えた、コロッケを巡る旅 初期の頃からご覧になっている方は、お気づきかもしれない。 ころころじゃーにーという名前だが、コロッケだけでなく、毎回メンチカツも購入している(笑) メンチ…

台東区「子規庵」へ、夏にはヘチマが見られる正岡子規の家

正岡子規、「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句で著名な俳人。「子規」は号(ごう:本名とは別の名前)であり、本名は「常規(つねのり)」である。 「子規」は、「ホトトギス」の漢字表記のひとつ。 ホトトギスは、戦国時代の武将の性格を表した「鳴かぬ…

おやつの語源を知れる「大名時計博物館」台東区谷中

時計やスマートフォンに表示される14時20分といった時刻。ほとんどの人は、とくに意識していないものだろう。この時刻の決め方について、「定時法」と「不定時法」という2種類の時法がある。 現在日本の時刻は、「定時法」という考えのもと決められている。…

ボリューミーなサンドイッチ「アメリカン」東銀座駅近く

これまで、あちこちのサンドイッチ屋を紹介してきた。 そして、全国各地にサンドイッチ屋はある。お店によって、サンドイッチは、大きさから種類までさまざまである。 その中でも、ボリューミーなサンドイッチといえば、このお店といっても過言ではない! 『…

中村不折を随所にみかける「書道博物館」台東区根岸

書道、学校の授業でも必修になっている科目。その書道についての博物館が、台東区の根岸にある。 その博物館は、もとは中村不折の自宅であった。彼は、洋画家であり、書家でもあった人物。 ご存知の方もそうでない方も清酒の「真澄」や、「新宿中村屋」のロ…

台東区「ねぎし三平堂」へ、林家三平の記念館

最近では、置いていない家庭もあるというテレビ。しかし、テレビ放送が始まった頃は、娯楽の中心であった。 そして、一般家庭にテレビが普及しだした昭和中頃には、テレビ界の大スターが誕生した。昭和の爆笑王と呼ばれた初代・林家三平。 1980年に亡くなっ…

ころころじゃーにー第9弾「駒形軒フライ惣菜」墨田区東駒形

こんにちは! ころころじゃーにー第9弾! 本日の訪問先 『駒形軒フライ惣菜』 緑のさし色で目立つお惣菜屋さん。 なかなか年季が入っており、 時代を感じさせるたたずまい。 おかみさん情報によると、 戦後すぐに開業したとのこと。 ということは、70年以上…

通称・地震の科学館「東京都北区防災センター」北区西ヶ原

日本に住んでいると、1度は地震を体感したことがあるのはないだろうか。その揺れの大きさは、「気象庁震度階級」と呼ばれる日本独自の基準で定められている。名称は難しそうだが、誰しもが聞いたことのある「震度4」や「震度3」といった言葉である。 2011年3…

大人も白熱するお仕事体験「警察博物館」中央区京橋

街へ出ると、ときどき見かけるお巡りさん。だが、警察官のお仕事は、街をパトロールすることだけではない。 事件を起こした犯人を捕まえたり、交通違反を取り締まったり、要人(ようじん)の警護など。仕事内容は、多岐にわたる。 普段あまり接することのな…

東京三大豆大福の一角「群林堂」文京区音羽

豆大福といえば、大福に豆が入ったもの。個人的好みの問題だが、美味しさがよく分からない 。それが嫌いというわけではない。豆や甘いものが嫌い、ということもない。 ただ「豆は必要なのか」「大福だけではいけないのか」と、いつも思ってしまう(笑) 東京…

より健康へ「くすりのミュージアム」中央区日本橋本町

誰でもお世話になったことがある「くすり」。どんなに身体が弱っているときでも、それを飲めば、ケロッと治ることもある。 漢字にすると「薬」。薬といえば、西洋医学が入ってくる前は、生薬(しょうやく)と呼ばれる自然に存在するものを組み合わせて作られ…

精巧な模型を見られる「小伝馬町牢屋敷展示館」中央区日本橋小伝馬町

罪を犯した人が、刑の重さによって、刑務所へ行くのが近現代。 それでは、江戸時代はどうなっていたのだろう。刑務所のようなものがあったのか、時代劇で見るような牢屋(ろうや)が実在していたのか。 結論を述べると、牢屋があった。牢屋敷というものがあ…

ころころじゃーにー第8弾「肉の石川」台東区入谷

こんにちはー! ころころじゃーにー第8弾! 本日の訪問先 『肉の石川』 大通りに面しておらず、住宅街の中にお店があるので、知らない人だと気づきにくいだろう。 中に入ると真空パックのお肉が、ショーケース内にちらほら。 どうやら、そのまま冷蔵だと日持…

あなたに夢を「東京宝くじドリーム館」中央区京橋

「ドリームジャンボ」「サマージャンボ」「年末ジャンボ」、季節が来るとCMでおなじみの「宝くじ」。 「宝くじ」、買ったことのある人なら分かるがない人には、どういったものか想像しづらいだろう。1枚数百円で販売され、くじに記されている組と番号が抽せ…

1653年創業の紙問屋「小津史料館」中央区日本橋

日本の伝統でもある和紙。日常的に使うことは、少ないだろう。書道のときに使う紙や、和室の障子(しょうじ)に使われる紙が、和紙である。 江戸時代から続く、和紙を専門的に取り扱う紙問屋「小津和紙」が、東京の京橋にある。そして、江戸時代の国学者「本…

肉まんのお店「Full on the hill」新宿区中町

神楽坂の肉まんといえば『五十番』 五十番からのれん分けされた『目黒五十番』 そして、目黒五十番の姉妹店 本日の訪問先 『Full on the hill(フルオンザヒル)』 2011年2月にオープンした、牛込神楽坂駅近くの手作り肉まん屋さん。 店名は、ビートルズの曲…

建物も貴重な「鈴木信太郎記念館」豊島区東池袋

鈴木信太郎、初めて名を聞く人が多いのではないだろうか。フランスの文学を研究していた人物である。 フランス文学といえば、『星の王子さま』のサンテグジュペリ、『三銃士』のアレクサンドル・デュマ、『レ・ミゼラブル』のヴィクトル・ユーゴーなど、日本…

東京理科大学「数学体験館」と、休館した「近代科学資料館」へ

東京理科大学、神楽坂に本部を置く私立大学。名称からも分かるように、理系が中心となっている。 歴史は古く、前身である「東京物理学校」を含めると、京都大学よりも早く自然科学の教育を行っていた。 伝統ある大学のため、夏目漱石の『坊っちゃん』にも出…

ころころじゃーにー第7弾「肉のえびすや」台東区下谷

こんにちは! ころころじゃーにー第7弾! 本日の訪問先 『肉のえびずや』 入谷駅から徒歩数分、根岸3丁目交差点の角にあるお肉屋さん 看板の下、1番店の目立つ場所では、焼き鳥が販売されている。 ということは、焼き鳥が推しということか。 しかし! 販売時…

「明治大学博物館」と「阿久悠記念館」へ行ってみた!

全国屈指の志願者数を誇る明治大学。2019年の志願者ランキングでは、全国第4位にランクインしている。参考までに、1位・近畿大学、2位・法政大学、3位・早稲田大学となっている。 志願者の多さからも分かるように総合大学である。それゆえ卒業生も多く、著名…

ふみのみやこ「文京ふるさと歴史館」文京区本郷

東京都文京区といえば、「歴史がある」「文化的」「学術的」といったイメージをいだく。土地勘がなくても、「文京という名称」と「東京大学のある区」と聞けば、アカデミックな雰囲気を感じるだろう。 東京大学以外にも、お茶の水女子大学や学習院大学など教…