ベネズエラは、コロンビア人が治安悪いという国

ベネズエラといえば、

エンジェルフォールのあるギアナ高地や、

ロライマ山など自然豊かな国。

エンジェルフォール
けれど、国内情勢が不安定なため、

年々治安は悪化している。

多くの日本人は、隣国コロンビアの方が、

麻薬=コロンビアのイメージがあるため、

治安が悪いのではないかと思っている。

しかし、

犯罪発生率は圧倒的にベネズエラの方が高い。

ちなみに殺人発生率を例に、

ブラジル・ベネズエラ・コロンビア

を高い順に並べると、

ベネズエラ>>>ブラジル>コロンビア

となる。

こういう状況のため、

腐敗した警官や出入国審査官による、

嫌がらせが頻発していると聞いていた。

荷物検査の名目で、現金を取られたりなど。

それゆえ、

現金類は全て分かりづらいところに分散させ、

いざベネズエラへ。

目的地は、シウダ・ボリバル。

エンジェルフォールへの拠点となる街。

この街でツアーを申し込むのが、

一番安いという情報を聞いていたので。

ベネズエラ

バスは順調に国境へ。

ブラジル側もベネズエラ側も、

意外と問題なく通過。

ベネズエラ国境に両替屋はいたが、

レートがよくないという噂だったので、

交換せず。

「治安」以外にも、

ベネズエラでは注意点がある。

「両替レート」、別名「闇両替」

政府が定めた外貨と自国通貨の、

両替レートはあるが、

実際の情勢が反映されておらず、

レートは悪い。

そんなわけで、

交換レートの良い闇両替が横行している。

当時はクレジットカード等で、

現地のATMからキャッシングできたが、

レートが悪いので利用者は皆無。

みんな闇両替をしており、

外国人旅行者が多いシウダボリバルは、

特にレートが良かった。

(公定と闇で交換レートが3倍ぐらい違った)

さらにややこしいのは、

紙幣額によって闇両替レートが変わる。

高額紙幣ほど交換レートが良いので、

100ドル札が一番良い。

だからといって使い切れないほど、

ベネゼエラ通貨ボリバルに両替してしまうと、

後々大変なので、

使う予定の分だけ交換するのがオススメ。

なぜなら、

ベネズエラ国民は外貨が欲しいので、

再両替出来るところは少ない上に、

交換レートが非常に悪い。

また、もしボリバルが足りなくなっても、

大抵のところで外貨を受け付けてくれるので、

心配無用!

 

 

 ベネズエラ注意点

・ドル札を必ず持っていく、高額紙幣がオススメ

(ユーロでも可能だが、ドルの方がベスト)

 ・治安は非常に悪いので、現金の分散は必須

(荷物検査されてもバレない場所に必ず隠す)

・政府公定両替レートは悪い

・交換レートの良い闇両替は自己責任

→交換時のお札枚数ごまかし

(その場で枚数を必ず確認)

→ドル紙幣を渡すと偽ドル札だと言って、本物のお札を偽札に交換し返却

(ドル札を渡すのは、ベネズエラ通貨と必ず同時交換)

・ベネズエラ国内で使う予定の分だけボリバルに両替する

(基本どこの店でも外貨払いは歓迎される)