クスコ、
世界遺産マチュピチュの麓まで
列車が出ている街。
それゆえ、
列車に乗るためだけに立ち寄る人が多い。
しかし、
かつてはインカ帝国の首都であったので、
世界遺産に登録されるほどの歴史地区である。
ペルーを含めた周辺一帯では、
アンデス文明が栄えており、
複数の王国があった。
それらが統合され、
13世紀頃インカ帝国となった。
初代皇帝は、マンコ・カパック。
15世紀頃最盛期であったが、
16世紀スペイン人によって滅亡。
征服したスペイン人は、
破壊して残った壁や土台を活用し、
建物を建造した。
そのため、
インカ帝国時代の石組みが数多く残っている。
有名な12角の石
精巧に加工された石と石の間は、
剃刀(カミソリ)の薄い刃さえ通らない。
ピッタリ隙間なく積み上げられている。
人気の観光地マチュピチュへ行く
外国人旅行者が多いので、
夜でもあまり治安は悪くない。