東京都北区を歩いていると、
「ゲーテの小径」
という通りに出会う。
いったいゲーテと北区に、
どういう関係があるのか。
まず、ゲーテとは?
ドイツの詩人、文豪、科学者と多彩な人物。
小説『若きウェルテルの悩み』
詩劇『ファウスト』など、
幅広い分野の作品が。
また亡くなる前の、最後の言葉は、
「もっと光を」だったと。
北区との関係性は?
ゲーテの小径に、東京ゲーテ記念館がある。
つまり、
東京ゲーテ記念館が建てられたことにより、
「ゲーテの小径」という名前になった。
東京ゲーテ記念館
実業家・粉川忠によって建てられた、
ゲーテに関する研究機関・資料館。
もともとは渋谷区に建てられていたが、
手狭になったため北区に移転。
東京ゲーテ記念館の前には、
「ゲーテの小路ポケットパーク」がある。
粉川忠が感銘を受けた『ファウスト』の碑
粉川忠は師範学校時代に、
『ファウスト』を読んだことで、
ゲーテの虜となり研究するようになった。
そして、ゲーテ生誕200年を記念し、
財団法人東京ゲーテ協会を北区王子に設立。
後に、一般財団法人となる。
東京ゲーテ記念館は、一般の人も入場可能。
入り口左にインターホンあり。
行かれる方は、
一般展示期間が短いのでご注意。
東京ゲーテ記念館 HP
開館時期:4~6月、8~12月
(2019年は4月2日火曜日から)
開館時間:11時から16時30分
休館日:日・月、祭日、および展示準備期間
入場料:無料
電話番号: 03-3918-0828
住所:〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-30-1
東京メトロ南北線西ヶ原駅から徒歩5分
東京ゲーテ記念館の前の道が、
ゲーテの小径。