キャピタルコーヒー、伊勢丹新宿店、小田急百貨店本館、東武百貨店池袋店など多くの百貨店で、コーヒー豆の販売を行っている会社。
本社は文京区本駒込にあり、1階はカフェになっている。そこでは、ニュークロップと呼ばれるコーヒーを飲むことができる。
ニュークロップとは、新年度のコーヒー豆のことを指す。イメージでいうと、お米の新米みたいなもの。
本日の訪問先
『キャピタルコーヒー』
本社1階が、カフェとコーヒー豆関連の販売コーナーになっている。カフェは、どなたでも利用できる。
いざ、カフェ!
入り口はいってすぐに会計があり、先に注文してから席につくシステムになっている。
コーヒーだけでなく、サンドイッチ、ピザ、パスタ、ケーキなど、食事メニューも豊富にそろっている。
コーヒーゼリー 361円
グルメコーヒー 453円
以上、オーダー!
グルメコーヒーは月替わりで、全てニュークロップコーヒーである。(新豆のコーヒー)
グルメコーヒー(ニュークロップコーヒー)
普通のコーヒーと見た目の違いは、あまりない。しかし、香り・味ともにおいしい。
だが、ニュークロップだから美味しいのか、キャピタルコーヒーの淹れ方が上手いのか判断が難しい(笑)それに、その両方かもしれない。
コーヒーゼリー
糖分は入っておらず、コーヒーをそのままゼリーにした味になっている。そして、少し酸味がある。
店内
手前が禁煙席、扉の奥が喫煙席
お手洗いは、 喫煙席を通った奥にあるので、 タバコ嫌いの人には苦である。
ニュークロップコーヒーとは?
英語表記だと「New Crop」
新しい収穫物(Crop)、つまり新豆のこと。
コーヒー豆は1年に1回収穫される。そして収穫された年度の豆が、「ニュークロップ」、または、「カレントクロップ」と呼ばれる。その中でも、収穫したての豆を「ニュークロップ」という。
コーヒー豆の収穫された年度というと、1月から? 4月から? それとも9月から? と疑問を抱く人も多いのでは。
この辺りを説明すると、コーヒー豆の1年は、毎年10月から始まり翌年9月末までの1年間を指す。その間は、同じ年度の豆として扱われる。さらに区別したい場合は、前述したように、新しい豆を「ニュークロップ」、古い豆を「カレントクロップ」とする。(何ヶ月以内というような明確な区別はない)
というわけで、「ニュークロップコーヒー」とは、今年度収穫されたての生豆を使ったコーヒー。
参考までに、コーヒー豆(生豆)は、収穫された時期によって4つに分類される。「ニュークロップ」「カレントクロップ」「バーストクロップ」「オールドクロップ」の4種類。「バーストクロップ」は、前年度の生豆。「オールドクロップ」は収穫されてから2年以上たった生豆。といった具合に、分かれている。(古い生豆ほど、豆内の含水量が下がる)
まとめ
「ニュークロップ」は収穫したてのコーヒー豆なので、水分を多く含んでいる。そのため、焙煎が非常に難しい。そういったことから、多くのカフェではなかなかお目にかかることができない。
しかし、キャピタルコーヒー本社店では、貴重で焙煎が難しいコーヒー、「ニュークロップ」の独特な香りと味わいを毎月、月替わりで楽しめる。
そして、食事メニューも沢山あるので、頻繁に訪れても飽きることはない。
コーヒー好きなら、毎月どころか毎週訪れたくなるお店。席の座り心地も良いので、「ニュークロップ」以外にも、本物のコーヒーを落ち着いて、ゆっくりと味わえる。
キャピタルコーヒー本社店
住所:東京都文京区本駒込6-1-9
都営三田線「千石駅」より徒歩3分
電話番号:03-3944-0727
営業時間:9時から20時まで
定休日:なし
公式サイト:http://www.capital-coffee.co.jp/
地図: