日本サッカーの始まりは、蹴鞠(けまり)といわれている。
それは、中国の蹴鞠(Cuju)が伝来したもの。
サッカー通り
東京都文京区に、日本サッカー協会はある。
それゆえ前の道が、『サッカー通り』という名称になっている。
本日の訪問先
協会ビル内に、『日本サッカーミュージアム』がある。
日本サッカーの歴史を物語る品が、数多く展示されている。
1階と地下1階は「無料エリア」、地下2階は「有料エリア」
日本サッカーミュージアムの入口である。(下の階にも直接入れる階段あり)
ミュージアム 1階
階段を上るが、表記では1階となっている。
「イギリス式」なのだろうか。イギリスだと2階の表記は、1階。サッカーの発祥はイングランドとも言われているため。それからかもしれない。
1階は新着・情報コーナーとなっている。日本代表の最近の出来事が展示されている。
キリンチャレンジカップ2018関連
世界のサッカー切手・グッズなど
空中ディスプレイ
特に驚いたのが、これ。未来感が凄い! サッカーとは関係ないが(笑)
まるで映画の世界のように、空中にディスプレイが見える。そして、それに触れて操作することもできる。
通常は、手をディスプレイに近づけると、右下の「赤と白の手」が表示されるようになっている。それによって、反応する場所が視覚でも認識できる。
右下:「赤と白の手」が切れているところが、空中ディスプレイの端
右上:マップへ戻るは画面の一部
以上が1階である。
ミュージアム 地下1階
Jリーグコーナー
各チームのユニフォームやグッズが展示されている。足元には、サッカー選手の足跡が見受けられる。三浦知良、中山ゴン、中村俊輔などのもの。
Jリーグ杯との記念撮影スポット
日本サッカー殿堂
日本のサッカーの発展に尽力した人物の、レリーフが展示されている。どういった人物が殿堂入りしているかというと、ジーコ、ラモス瑠偉など。
中は、厳かな雰囲気になっている。
地下1階にはこれ以外に、ショップがある。日本代表応援グッズから、ユニフォームまで色々な商品が販売されている。アディダスショップも併設されているので、ファン向けだけでなく、プレイヤー用のアイテムもある。
「無料エリア」は、以上となる。
もう十分と思えるぐらい内容は濃いが、まだ「有料エリア」がある。
それは次回に。
<雑学>サッカーの発祥地は、中国?
中国から日本に伝来した蹴鞠。紀元前3から2世紀頃には、既にあったとされている。
それゆえか、2004年に、FIFAの会長は第3回中国国際サッカー博覧会の開幕式において「世界のサッカーの発祥地は、中国」と宣言した。
さらに蹴鞠(サッカー)の伝播地図がある中国山東省の淄博市(しはく市)に「サッカー発祥の地」の認定証を送った。地図には、中国からのびた細い線が、最後イングランドに到達している。
このことにイングランドは大激怒。それまでサッカーの起源は、イングランドが有力であったため。
確かに世界各地で、サッカーに似た球技はある。しかし、近代サッカーの正式ルールが生まれたのは、イングランドだろう。
近代サッカーの起源→イングランド
球蹴りの起源→中国
こういった印象が正しいのではないかと個人的に思った。
日本サッカーミュージアム 基本情報
開館時間:火曜~金曜13時から18時まで、土日祝日10時から18時まで
休館日:月曜(祝日の場合、翌日休館)
入館料:大人500円 小人300円
※1階・地下1階は無料、有料エリアは地下2階
電話番号:050-2018-1990
住所:東京都文京区本郷3-10-15
サッカー通り・JFAハウス
各線「御茶ノ水駅」より徒歩6分
千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩6分
駐車場:なし
併設カフェ:なし
併設ショップ:あり
図書コーナー:あり
公式サイト:https://www.jfa.jp/football_museum/
地図: