雪の降る寒空、寒すぎる…。目の前に、何か施設が…。「GateJ.」と書かれている。どうやらJRAの広報施設のようだ。JRA(Japan Racing Association)は、日本中央競馬会の略称である。厳密にいうと、JRAではなく公益財団法人馬事文化財団が運営。
公営競技(公営ギャンブル)のひとつである競馬。原則週末の土曜または日曜に開かれている。そして、レースの種類はG1、G2などいろいろ存在する。
競馬素人なら「中央競馬と地方競馬では、何が違う?」「G1やG2とは?」といった疑問を抱くだろう。そういった競馬のことを全く知らない人から、より詳しいことを知りたい人まで様々な人に向けて開放されているようだ。
本日の訪問先
『GateJ.東京』
競馬について詳しくないが、入館してみた。(あまりにも寒かったので…)私同様、初めて知った人も多いだろう。そういった人のために館内をご紹介。
の前に前述した疑問を解決しよう!
「中央競馬」と「地方競馬」の違い
簡単に説明すると、主催者が違う。「中央競馬」はJRA、「地方競馬」は各競馬場のある都道府県や市町村になる。そのため、地方競馬全国協会(NAR)という組織もある。
G1やG2とは?
競馬の競争格付けのことである。馬の年齢と取得賞金によって、クラスが分かれている。クラスは上から、G1、G2、G3、リステッド、オープン特別、1600万円以下、1000万円以下、500万円以下、新馬・未勝利となっている。(G1、G2、G3の数字は、本来はローマ数字)ゆえにG1レースの場合、G1に格付けされた馬のみが出場している。
サインが沢山
競馬関連の施設なので、当初騎手のサインかと思っていた。
よく見ると、ここ「GateJ.」に訪れた有名人のサインであった。なぜこんなにあるのかと思ったら、施設内で定期的にイベントが開かれており、ゲストとしてたくさん訪れているからだ。
『世界ふしぎ発見!』でお馴染みの草野仁。グリーンチャンネル内の番組『草野仁のGateJ.プラス』は、毎月ここで公開収録している。タイミングがよければ、会えるかもしれない?!
ライブラリー
競馬関連の本や資料が揃っている。また情報端末としてPCも置かれている。
売店コーナー
競馬の関連グッズが販売されており、品揃えは大変良い。
レストスペース
飲み物を飲むことはここだけ可能。右側に見えているJSTUDIOは、イベントスペースである。
JSTUDIO
芸能人・スポーツ選手など幅広い分野のゲストを招き、定期的にイベントを開いている。
ディープインパクトの模型
競馬のことを知らなくても、名前を聞いたことがある人も多いはず。現役競走馬時代ディープインパクトは、社会現象になるほど人気であったので。2006年第51回有馬記念において、ラストランで優勝した雄姿。
まとめ
「GateJ」初耳だったが、ウィンズ周辺に比べると中はだいぶキレイにされている。女性の方でも気兼ねなく、入れるようにしているのだろう。
馬券は買えないが、ライブラリーから競走馬の知識は得られる。より詳しく知りたい場合、東京都府中市に『馬の博物館』が開設されている。『ポニーセンター』も付随しているので、実際の馬を見ることもできるようになっている。
このように何か競馬で気になったことがあれば、「GateJ.」へ訪れるとよい。もしあまり興味がなくても、イベントのゲスト目当てに行くのもありだ。
関東圏では東京の新橋にしかない「GateJ.」。けれど、大阪の梅田にも開設されているので関西圏の人はそちらへ!
Gate J 東京(新橋)基本情報
開館時間:平日11時30分から19時まで、中央競馬開催日9時30分から17時まで(原則最終レース確定まで)
休館日:年末年始、毎週火曜、祝日(競馬開催日は開館)
入館料:無料
電話番号:03-6459-0803
住所:東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館1階
JR山手線「新橋」より徒歩5分
駐車場:なし
併設カフェ:なし
併設ショップ:あり
図書コーナー:あり
公式サイト:
地図: