はらはらじゃーにー

8ra8ra3のJOURNEY

動態保存の先駆け「自由学園明日館・講堂」豊島区西池袋

 

帝国ホテルを設計したライトと

 

その弟子・遠藤新が手掛けた建物

 

自由学園の校舎

 

自由学園について

クリスチャンであった羽仁夫妻により、

1921年女学校として設立

 

従来の教育ではなく、

キリスト教に基づいた人間教育を実践。

 

生活すべてを学びの場と考えている。

 

 本日の訪問先

自由学園明日館講堂

『自由学園明日館・講堂』

 

自由学園明日館講堂

 

ライトの弟子・遠藤新が設計

1927年に竣工

 

自由学園明日館講堂

 

講堂は生徒数の増加により、

中央棟のホールが手狭になったため建設された

 

 

講堂トイレ

自由学園明日館講堂

昭和初期のトイレ

 

使用はできないが、

文化財として残されている。

 

自由学園明日館講堂

左:女性用トイレ

右:男性用トイレ

 

2016年には、

TOTOによる調査も行われた。

 

女性用トイレ

自由学園明日館講堂

 

このトイレは、

2015年から2017年まで行われた

耐震補強工事を機に発見された。

 

それまでは、

ベニヤ板で封鎖され、

備品倉庫として使用されていた。

 

自由学園明日館講堂

 

保存状態良く残存している理由は

その点にある。

 

自由学園明日館講堂

 

当時のトイレを、今に知れる

 

自由学園明日館講堂

 

お気づきだろうか。

 

ぺーバーフォルダーの位置が、

今と違うことに。

 

洋式トイレが導入されたばかりで、

現在と逆を向いて使用していたからではないかと。

 

自由学園明日館講堂

 

木製の水洗タンク・便座は、

今日ではお目にかかれない貴重なもの。

 

男性用トイレ

自由学園明日館講堂

 

女子トイレ同様、

木製の水洗タンク・便座である。

 

小便器は、今とあまり変わらず。

 

 

自由学園明日館

自由学園明日館

ライトが設計した、

自由学園誕生時の校舎

 

残念ながら、

結婚式の二次会が行われていたため、

中を見れず。

 

 

まとめ

国の重要文化財に指定されている

自由学園明日館講堂

 

価値ある建造物の状態を

良好に保つには、

極力使用しない方が良い。

 

しかし、

明日館・講堂ともに

結婚式、コンサートなど

様々な用途で使うことができる。

 

日本でもまれな

文化財を使用しながら保存する

「動態保存」の先駆けである。

 

自由学園の理念

「真の自由人を育てる」

 

良い生き方をするため、

何が良いか自ら問い、

与えられた自由をどのように使うか、

自ら考え、判断し、行動する。

 

その理念があるからこそ、

文化財の使用が一般にも開放されているのだろう。

 

「あなたはどう使うか?」

 

それは、

どのように使うのが良いか

という問いだけでなく、

 

個々の人が持つ人間性を問われている

のかもしれない。

 

 

 

自由学園明日館・講堂

開館時間:平日10時から16時

     休日10時から17時

休館日:年末年始、

毎週月曜(祝日の場合、翌日)

入館料:無料

(講堂は無料、明日香館は有料)

電話番号: 03-5906-5671

住所:東京都豊島区西池袋2-31-3

JR山手線「目白駅」より徒歩7分

各線「池袋駅」より徒歩5分

公式サイト:

jiyu.jp

地図: