「これは一体なんだ?!」
通りすがりに思わず立ち止まってしまったオブジェがあった。何だこれは。書いている通り、プレッツェルだが。小さく硬いタイプのものもあるが。普通のパンのようなタイプもある。それよりもこんなポップな装置は、なかなか日本ではお目にかかれないのではないか。
異国情緒があふれている。プレッツェルといえば、ドイツだ。ドイツなのか、ここは?!
断じて違う、ここは文京区の本郷である。
と様々な思いが頭の中をよぎった。
本日の訪問先
『ニッキカフェ』
装置の異国感にも驚いたが、さらにただのプレッツェルではなかった。「クリームチーズプレッツェル」とは何だ?! 初めて見る商品だ。
どうやら、ソフトプレッツェルの中にクリームチーズが入っているとのこと。
この店で作っているのかどうか分からないが、「熱々」と注意書きがある。しかも、「プレッツェル単品で店内・テラス利用はご遠慮ください」と併記されていた。
メニューを見てみると、食事メニューもある。ちょうどお昼時であったので、入店してみることにした。
いざ、カフェ!
お冷は、どうやらセルフ方式のようだ。最後まで出てこなかったため。
(ピッチャーとグラスが置かれた一角あり)
チーズプレッツェル 280円
週替わりカレー 740円
珈琲 380円
以上、オーダー!
週替わりカレー
週替わりメニューは、野菜たっぷりビーフカレー。カレーは注文が入ってから作るというこだわり。ライスは「コシヒカリ」を使っている。味の方は、喫茶店のお味ですな~
チーズプレッツェル&珈琲
お待ちかね、チーズプレッツェル!
そしてカップ、デカッ!
ちぎって中を見てみると、確かにクリームチーズが入っている。ほんのり甘みのあるチーズ。
硬いプレッツェルではなく、柔らかいタイプ。少し硬めのパン生地に近いかな。
う~ん、チーズパン?! と思ってしまうような味。
これは、プレッツェルなのか?! 多くの人はプレッツェルと聞くと、小さく硬い焼菓子のようなものを思いつくのでは。
ドイツ発祥の焼き菓子のため、日本ではあまり馴染みがなかった。しかし、2002年当時のアメリカ大統領であるジョージ・W・ブッシュが、TV視聴中にプレッツェルをのどに詰まらせたことにより日本でも話題になった。それで、プレッツェルを知った人も多いはず。
実は小さいタイプのプレッツェルだけでなく、今回のようなソフトタイプのプレッツェルも、ドイツでは伝統的に親しまれている。
日本では、アメリカから輸入された小さいタイプは見かけるが、
ソフトタイプの方はあまり見かけないような気がする。
まとめ
今回食べたチーズプレッツェル、あまり馴染みがないからか、無難な味に感じた。それと、火傷防止のためか、食べやすいようにしているためか、熱々ではなく、ほどほどの温度であった。
他に注文したカレーやコーヒーも、喫茶店の味。初めて味わうが、どこか懐かしい、そのような印象。
飲み物はボリュームたっぷり、なみなみとカップに入っているので、お得感がある。飲み物1杯で、ゆっくりのんびりできる。
結局、チーズプレッツェルはオリジナルなのか分からなかった。しかし、他のお店では食べたことがないので、珍しいものに変わりはない。
ふと店内に置かれている箱を見ると、中に、丸々した猫がうずくまっていた。猫を見ながら、まったり。それも、いいかもしれない!
ニッキカフェ
住所:東京都文京区本郷4‐1-5
各線「本郷三丁目駅」から徒歩3分
電話番号:03-6801-6105
営業時間:平日11時から22時30分まで
土曜・日曜・祝日12時から20時まで
定休日:なし
地図: