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8ra8ra3のJOURNEY

1653年創業の紙問屋「小津史料館」中央区日本橋

 

江戸時代の国学者・本居宣長

 

映画監督の小津安二郎

 

両者ともに縁がある

 

本日の訪問先

小津史料館

『小津史料館』

 

小津本館ビル3階にあり、

中央区民有形文化財に指定された文書など

小津和紙に関する資料約1000点を順次展示。

 

 

展示について

小津和紙

 

展示内容について、 

小津和紙の歴史が主。

 

あまり馴染みがないからか、

少々理解しづらい…。

(後述するが、小津家の姓が多いのも理由かと)

 

個人的には、

サイドストーリーの方が、

興味を抱く内容であった。

 

その紹介の前に、

小津和紙の略歴を。

 

1653年、小津清左衛門長弘が

現・小津本館ビルの場所に、

紙問屋小津左衛門店を創業

 

1868年、清左衛門長柱が

商法会所元締頭取となる。

 

1929年、合資会社小津商店を設立

 

1978年、商号を株式会社小津商店に変更

 

 

<其の一>本居宣長との縁

本居宣長は、松坂本町の小津家生まれ。

その曾祖父・小津三郎右衛門から、

融資をうけて小津和紙が創業。

 

<其の二>江戸時代、松阪に小津姓が多いわけ

本居宣長の『家のむかし物語』によると、

油屋源右衛門という人物が

松阪近郊の小津村から松阪に移り住み、

小津を名乗ってから、

小津を家名にする人が増えたとのこと。

そして、小津性の人には、

商売を営む人が多かった。

 

<其の三>小津安二郎との縁

展示資料によると、小津安二郎は、

深川東京支店の支配人の子孫であった。

奉公し、その功績から、

小津の苗字をつかうことを許され、

小津清左衛門の別家となる、

血縁はない。

 

<其の四>風船爆弾

太平洋戦争のさなか、

日本軍が実戦投入した特殊兵器。

和紙でつくった大きな気球を、

偏西風に乗せてアメリカ大陸に到達させ、

爆発後火災を起こす仕掛け。

公的な記録には残っていないが、

風船爆弾の研究は、

1929年には既に始まっており、

和紙の開発のため小津商店が携わっていた。

 

 

 

まとめ

小津和紙

 

1653年創業と伝統ある企業のため、

様々なエピソードがあり、

そのひとつひとつが、

歴史の出来事に。

 

そして創業以来、

和紙の魅力を多くの人へ伝え、

日本の伝統を後世に受け継いでいる。

 

東京では珍しい、

和紙を作る紙すき体験ができるので、

日本人だけでなく外国人にもオススメ!

 

ただ史料館の解説は、

英語対応があまりされていないので、

ご注意を。

 

最後に、小津和紙の

屋号は「小津屋」だが、

家印は「うろこきゅう」

 

うろこきゅうは、

縁起の良いシンボルとされ、

名前ではない。

 

これに関しても逸話が、

創業当初は△の右上に、犬のような、「・」がついていた。

 

しかし、

ある日訪れた老武士に、

「運勢が悪いので、肩の星はとるべき」と教えられ、

その日以来現在と同じ家印にしたという。

 

 

<参考>小津本館ビル内について

1階:店舗と手すき和紙体験工房

工房では、有料で予約優先だが、

A4サイズの手すき和紙作製を体験できる

 

2階:小津ギャラリーと文化教室

ジャンルを問わない作品の展覧会があり、

書道、茶道など様々な分野の教室が開講。

 

3階:小津史料館と小津和紙照覧

小津和紙照覧とは、

各地の和紙が展示され、

和紙の歴史や作り方など解説。

また、

はがき・しおり・メモ帳・からくり屏風

の有料手作り体験コーナーもある。

 



小津史料館

開館時間:10時から18時まで

休館日:日曜、年末年始

入館料:無料

電話番号:03-3662-1184

住所:東京都中央区日本橋本町3-6-2

(小津本館ビル3階)

各線「三越前駅」(A6出口)より徒歩5分

JR総武快速線「新日本橋駅」(5番出口)より徒歩2分

日比谷線「小伝馬町」(3番出口)より徒歩5分

公式サイト:

http://www.ozuwashi.net/archives.html

地図: