2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

バフレイヤ・オアシスから白砂漠・黒砂漠ツアー

アレクサンドリアから首都カイロへ行き、 そのまま、バフレイヤ・オアシスへ向かう。 なぜオアシスへ向かったのかというと、 ここが黒砂漠・白砂漠ツアーの拠点。 鉱泉が多い 誰でも入れ、地元の人も入浴している。 車に乗って、いざ出発! 白砂漠 キャンプ …

世界一の図書館、世界七不思議の灯台で有名なアレクサンドリア

ルクソールから、 エジプト北部アレクサンドリアへ列車移動。 アレクサンドリアのミスル駅、列車の終点。 アレクサンドリア、紀元前の時代から、 貿易・文化の中心として栄えていた都市。 そのため、カイロよりも街が洗練されている。 海外資本のファースト…

ルクソール神殿の隣にあるタオルで有名なマクドナルド

全世界にあるマクドナルト ルクソール神殿の隣にもモチロンある。 ただ、このマクドナルド他とは違う。 何が違うかというと、 マックアラビアータが売っている。 ビーフ、チキン、コフタのどれかを選べる。 コフタは、 牛や羊の挽肉にスパイスを入れ、 平た…

逸話の多いルクソール神殿

ルクソール神殿は、 以前書いたカルナック神殿の付属神殿。 そのため、大昔は、 カルナック神殿からルクソール神殿まで、 スフィンクスの参道が約3㎞続いていた。 ルクソール神殿のオベリスク 土台は残っているが対となるもう1本はない。 現在、フランスの…

ルクソールの奇妙な夜

あてのない夜の散歩 満月に近い なんとなくフェリーに乗る 船の中には、そんなに人がおらず 生者の都、夜景 船を降り、とことこ歩いていると、 人はほとんどいないのに、 何やら音がしている。 音の方へ行くと、人だかりが。 何の集まりかと近寄ると、歓迎さ…

ルクソール気球の旅

気球、人生で1回は乗ってみたいもの。 ルクソールなら安く乗れるということで、 ツアーに申し込む。 ぼったくりで有名なエジプトなのに、 安い、4000円を切ってる! 世界一安い、気球ツアー! 早朝5時過ぎ宿にピックアップの車がくる。 途中船に乗り換え、気…

かつてテーベと呼ばれた街ルクソール

エジプト南部アスワンから、ルクソールへ 列車移動中 ルクソール駅 ルクソール一帯は、 かつて「テーベ」といわれていた。 紀元前16世紀頃から、 首都として栄えていたため、 数多くの遺跡が現存する。 それらは「古代都市テーベとその墓地遺跡」 として世界…

日陰は涼しいアスワンでの日々

以前にも書いた通り、 アスワンは昼間灼熱。 そのため日が暮れてから、 みんなの行動が活発になる。 もともとヌビアといわれる地域だったので、 エジプト北部より肌が黒い人が多い。 想像するアフリカ人のイメージに近い。 魚を売り歩く行商 アスワンにある…

アスワンの岩窟墳墓群と聖シメオン修道院

アスワンには、 ヌビア遺跡群の他にも遺跡が多い。 岩窟墳墓群(貴族の墓) 古王国時代からの貴族の墓が複数ある。 古王国時代は、紀元前2686年頃から。 ピラミッドの建設が始まった時代。 何の骨か不明、籠にかなりの量。 聖シメオン修道院にあるフレスコ画…

移築されたヌビア遺跡群(アブシンベル神殿など)

アブシンベル神殿は、 大神殿と小神殿の二つからなる。 前の記事でも書いた通り、 水没の危機だったが、 正確に分割し移築された。 そのため目の前には、 ダムによって出来た人造湖ナセル湖が広がる。 アブシンベル大神殿 太陽神ラーを祭神としている。 もと…

エジプトのアスワン、多くの遺跡が水没するかもしれなかった街

カイロより南800㎞にあるアスワン。 日本でも有名なアブシンベル神殿がある街。 カイロから列車に乗りアスワンへ。 アスワン駅 アスワンの街中には、 ナイル川が流れている。 この川の氾濫防止・灌漑用水確保のために、 アスワン・ハイ・ダムがつくられた。 …

世界三大めんどくさい国の一角エジプト、首都カイロは人がまばら

ダイビングのライセンスを 取る予定はなかったので、 ダハブでは長居せずカイロへ。 エジプトといえば、旅人の間で、 「世界三大めんどくさい国」の一角。 その首都であるから気合を入れなければ。 旅行者少ないな。 と思っていたら、なんと先週テロが! 場…

モーセが十戒を授かったシナイ山

聖書に出てくるモーセの十戒。 モーセは、奴隷となっていたユダヤ人を連れ、 エジプトを旅立つ。 紅海の手前でエジプト軍に追い詰められるが、 神に祈ると、海は二つに割れる。 (映画『十戒』でも有名なシーン) 道が開け、無事に逃げることができた。 その後…

エジプトのシナイ半島に到着、ガイドブックが消失?!

ヨルダンのアカバ湾を真夜中に出発し、 早朝ヌエバへ着いた。 ついにエジプト入国。 シナイ半島にあるヌエバ。 ここから、紅海のリゾート地ダハブへ向かう。 早朝のため、 ダハブへ行くバスがなかったので待機。 人はいないが、紅海が見えるところで。 太陽…

ヨルダン唯一の港湾都市アカバ

ワディムーサから、アカバへ。 何をしに来たかというと、 船でエジプトへ行くため。 船の出港は夜、それまで街中散策。 マクドナルドもある フレンドリーなナッツ屋 海沿いのバザー 紅海、泳いでいる人もチラホラ パン屋、めちゃくちゃフレンドリー。 時間が…

映画の舞台にもなった「ペトラ遺跡」ヨルダン

『インディージョーンズ/最後の聖戦』『トランスフォーマー/リベンジ』のロケ地となったペトラ遺跡。 ペトラは、2000年以上前、シルクロード中継地点に位置し、ナバテア人の中心都市として栄えていた。しかし、主要な交易ルートが変わったことや、地震によ…

浮輪の必要がない死海、ヨルダン側へ

アンマンに戻り、 やり残していることは、 本を読みながら浮かぶこと。 それができるのは、死海。 死海とは、 塩分濃度30%(通常の海は3%)の塩湖。 (実際は海ではなく、湖) プールに比べ海は浮きやすいが、 それ以上に死海の浮力は高い。 だから、新…

エルサレム旧市街

エルサレムの旧市街は、 アルメニア人地区、イスラム教地区、 キリスト教地区、ユダヤ人地区と、 4つのエリアにわかれている。 4つのエリアは、 壁などで区切られているわけではない。 そのため、歩いていても、 どこの地区が気づきにくい。 店で売ってい…

20世紀最大の考古学発見「死海文書」を見学

「死海文書」 と聞いてもイメージしづらいかも知れない。 死海とは、 ヨルダンとイスラエルの国境にある塩湖。 1947年頃に死海北西部でみつかり、 その後周辺で多くの文書が発見された。 それらが死海文書といわれている。 内容は、宗教規則、旧約聖書など、…

聖地エルサレム

2017年アメリカ合衆国トランプ大統領は、 エルサレムをイスラエルの首都と明言。 2018年5月アメリカ大使館を テルアビブからエルサレムへ移転。 それにより話題となったエルサレム。 これまでイスラエルは、 エルサレムを自国の首都と宣言していたが、 国際…

「No Stamp,Please.」キング・フセイン橋を通ってエルサレムへ

アンマンにもどり、 聖地エルサレムへ向かう。 何故すぐに行かなかったのかというと、 イスラエルとヨルダンの国境情報が、 欲しかったからと、 必要な荷物以外宿に預けるため。 ほとんどの旅人が通る国境キング・フセイン橋 (アレンビー橋) 放置プレー、…

ヨルダン北部にあるジェラシュ遺跡

ベイルートから シリア経由 ヨルダンの首都アンマン到着 宿に荷物置き、 アンマンの北にあるジェラシュ遺跡へ。 『ジェラシュ』 昔は『ゲラサ』と呼ばれていた。 ローマ帝国時代、 デカポリス(十都市同盟)の一つ。 何世紀もの間埋まっていたので、 保存状…

レバノン首都ベイルートあれこれ

ベイルートは、 中東のパリと呼ばれているため、 治安は良いと思われがちだが、 情勢は複雑である。 レバノンの現代史を少し説明すると、 第二次世界大戦後、 中東のパリとして栄えていたが、 1975年に、レバノン内戦が勃発し、 状況は一変する。 1992年に国…

レバノン首都ベイルートでの食事

せっかくレバノンへ来たので、 レバノン料理を食べよう! ということで、 ガイドブックにも載っている、 有名店「LE CHEF」へ 適当に頼んでみると ライスの上に白身魚がのった、 ぶっかけご飯みたいなものが出てくる。 お味は、まあまあ。 庶民的な値段で、 …

中東のパリ、レバノン首都ベイルート

エトワール広場 18世紀ごろ、 ベイルートは国際色豊かな都市で、 宣教師の布教活動の中心地であった。 オスマン帝国崩壊後、 フランスの統治下になるが、 第二次世界大戦後独立。 中東における交通の要所として、 商業・金融・観光の中心地となる。 そのため…

バールベック、パルテノン神殿より大きい神殿

ギリシャにある有名なパルテノン神殿。 それより大きい神殿が、 レバノンのバールベックに! 神殿入り口 神殿の建設は1世紀から始まり、 2世紀から3世紀に完成したといわれている。 バールベックは、 ジュピター・バッカス・ビーナスと、 3つの神殿から構…

シリアから陸路でレバノンへ、入国税はかかるのか?

シリアからレバノンへ陸路で入国するには、 3ルートのみ。 当時、外国人向けに開放されている国境は、 3ヶ所しかなかったため。 レバノンの北方・中間・南方と分かれていた。 旅人の間では、 北方・南方ルートの場合、 入国税と称して20ドルほど、 徴収…

シリア首都ダマスカス編・Part4・紛争跡地訪問

宿のフランス人と、紛争跡地へ行くことに。 ダマスカスからバスを乗り継ぐ。 入場料はなかったが、ガイドがついた。 しかし、その人に英語が全く通じない。 聞いたが、どこの国との紛争かは失念。 瓦礫の隙間から緑が生い茂る 建物の外観、損傷は少ない 内部…

シリア首都ダマスカス編・Part3・ダマスカスのにぎやかな夜

日が暮れ、街灯に明かりがともる 店じまいするところもちらほろ ウマイヤモスク、お祈りが終わり人が大勢 その人たちのか車もたくさん 首都ダマスカスは人口約200万人 夜でもあちこちにぎわっている スークにも明かりがともる シリア最大のスーク内、全店舗…

シリア首都ダマスカス編・Part2・目から鱗が落ちる聖アナニア教会

中東にあるシリアは、 イスラム教徒だけかと思われがちだが、 人口の1割がキリスト教徒である。 そのため、モスクだけでなく、教会もある。 聖アナニア教会 シリアでもっとも有名な教会、 といっても過言ではない。 「パウロの回心」の話に出てくる、 アナ…