シリアからレバノンへ陸路で入国するには、
3ルートのみ。
当時、外国人向けに開放されている国境は、
3ヶ所しかなかったため。
レバノンの北方・中間・南方と分かれていた。
旅人の間では、
北方・南方ルートの場合、
入国税と称して20ドルほど、
徴収されると話題になっていた。
これが本当に入国税なのか?
いちゃもんなのか?
誰も分からず。
ガイドブックによっても、
入国税について書いていることがバラバラ。
結局、入国したいため、請求されたら、
みんな支払っている状況。
しかし、中間ルートだと、
お金を要求されることは無いといわれていた。
また、そのルートだと、
世界遺産バールベックに一番近い!
というわけで、中間ルートを進むことに。
乗合バスで移動中。
警戒していたが、
お金を要求されることは一切なく、
すんなり入国でき拍子抜け。
トラブルもなく、バールベックに着く。
バールベックの宿
お客は自分一人、
ドミトリーだが一人部屋みたいで快適。
今回入国税を徴収されることは無かったが、
シリアからレバノンへの国境だけでなく、
陸路で国境を越えるとき、
出国税や入国税など、いちゃもんをつけて、
お金をせしめようとする悪い役人が時々いる。