株価の指標 その15 総資産回転率とは?

総資産回転率とは、売上高を総資産で割ったもの

総資産回転率は、総資本回転率ともいいます。

 

求め方は、総資産回転率(回転)=売上高÷総資産

 

総資産は、貸借対照表(バランスシート)の左側の資産です。

(貸借対照表とは、決算日時点の財政状況を表す書類です)

 

(例)

総資産:100億円

売上高:110億円

 

総資産回転率=売上高÷総資産

      =110億円÷100億円

      =1.1

 

総資産回転率は、1.1回転です。

 

 

総資産回転率から何が分かるか?

・総資産回転率は、総資産を使ってどれだけ効率的に売上をあげたかあらわします

総資産回転率は、売上高÷総資産です。つまり売上高が多いほど、数値は大きくなります。数値の大きな企業ほど、総資産を使って効率よく売上をあげているということです。

 

 

総資産回転率の注意点

・総資産回転率の単位は、回転または回

総資産回転率は、売上高÷総資産で求めます。売上高・総資産ともに単位は、円です。それゆえ、売上高÷総資産の単位は「倍」かと思ってしまうかもしれません。しかし、総資産が何回まわって売上高になったかのかを示しているので、単位は「回転」または「回」となります。

 

 

総資産回転率のまとめ

・総資産回転率とは、企業が総資産を使ってどれだけ効率よく売上をあげたか

・総資産回転率の求め方は、売上高÷総資産

・総資産回転率の目安は、1回転

・総資産回転率の単位は、回転または回