総資産回転率とは、売上高を総資産で割ったもの
総資産回転率は、総資本回転率ともいいます。
求め方は、総資産回転率(回転)=売上高÷総資産
総資産は、貸借対照表(バランスシート)の左側の資産です。
(貸借対照表とは、決算日時点の財政状況を表す書類です)
(例)
総資産:100億円
売上高:110億円
総資産回転率=売上高÷総資産
=110億円÷100億円
=1.1
総資産回転率は、1.1回転です。
総資産回転率から何が分かるか?
・総資産回転率は、総資産を使ってどれだけ効率的に売上をあげたかあらわします
総資産回転率は、売上高÷総資産です。つまり売上高が多いほど、数値は大きくなります。数値の大きな企業ほど、総資産を使って効率よく売上をあげているということです。
総資産回転率の注意点
・総資産回転率の単位は、回転または回
総資産回転率は、売上高÷総資産で求めます。売上高・総資産ともに単位は、円です。それゆえ、売上高÷総資産の単位は「倍」かと思ってしまうかもしれません。しかし、総資産が何回まわって売上高になったかのかを示しているので、単位は「回転」または「回」となります。
総資産回転率のまとめ
・総資産回転率とは、企業が総資産を使ってどれだけ効率よく売上をあげたか
・総資産回転率の求め方は、売上高÷総資産
・総資産回転率の目安は、1回転
・総資産回転率の単位は、回転または回