クラック・デ・シュヴァリエ
フランス語「Krak des Chevaliers」
「Chevaliers」は、騎士という意味だが、
「Krak」という単語は、フランス語にない。
中東のキリスト教徒によって用いられていた
典礼言語古典シリア語にある「karak」から、
「krak」になったのではないかとされている。
「karak」は、砦という意味
「騎士の砦」
それがクラック・デ・シュバリエの日本語訳
この砦は、
アレッポを支配していたミルダース朝によって、
1031年に要塞化。
その後十字軍の支配下となり、
聖ヨハネ騎士団によって現在の姿となる。
宮崎駿監督作品『天空の城ラピュタ』の
モデルではないかという話や、
映画『アラビアのロレンス』の主人公モデル
トーマス・ロレンスは、
世界で最も美しい城塞と称えた話など。
それだけ逸話の多い要塞
山の上に築かれ、外観だけではなく、
中身の装飾も美しい。
多くの人を虜にし、今に残る
「クラック・デ・シュヴァリエ」位置