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8ra8ra3のJOURNEY

精力善用・自他共栄「講道館柔道資料館」文京区春日

 

「柔道の父」あるいは

「日本の体育の父」と呼ばれた

嘉納治五郎(かのうじごろう)

 

2019年の大河ドラマ

『いたてん~東京オリンピック噺~』

の主人公・金栗四三(かなくりしそう)の恩師でもある。

 

本日の訪問先

講道館柔道資料館

『講道館』

 

創始者の像

講道館柔道資料館

右側建物の玄関に、

嘉納治五郎の像が置かれている。

 

嘉納治五郎について

1860年、現・兵庫県神戸市生まれ

 

嘉納家は、菊正宗や白鶴で有名な一族

酒造・廻船事業を行っており、

父・治五郎は、廻船業を継ぐ

(勝海舟のパトロンとなる)

 

1870年、明治政府に招聘された父について上京

 

1877年、官立東京開成学校(後の東京大学)入学

 

同年、天神真楊流柔術の福田八之助に入門

 

1879年、福田の死後、

天神真楊流の磯正智に入門

 

1881年、磯の死後、

起倒流の飯久保恒年に入門

 

1882年、下谷北稲荷町永昌寺に講道館創立

 

同年、英語学校「弘文館」を創立

後に、中国人留学生の受け入れにも努め、

魯迅もここで学ぶ

 

1909年、東洋初の国際オリンピック委員となる

 

1911年、大日本体育協会(現・日本スポーツ協会)

を設立し会長となる

 

1912年、日本が初参加した

ストックホルムオリンピックでは

団長として参加

 

1922年、貴族院議員に勅選

 

1938年、エジプト・カイロでの

IOC総会からの帰国途上、船内で死去

 

 

嘉納師範の教え

数多くある中から二つの教えを紹介

 

精力善用

何事をするにも、その目的を達するために

精神の力と身体の力とを最も有効に働かすこと。

つまり、

善を目的とし、自分の力を最も有効に働かすことである。

 

自他共栄

社会を成し、団体生活を営んでいる以上、

その団体・社会を組織している各成員が、

その他の成員と相互に融和協調して、

共に生き栄えることほど大切なるはあるまい。

 

それは、

自分を捨てるでもなく、

己のわがままばかり主張するのでもない。

 

お互い尊重し、助け合い、共に成長し、

栄えある世の中へしていくことである。

 

(講道館資料より一部抜粋)

 

 

講道館柔道資料館

講道館柔道資料館

 

資料展示室

柔道殿堂

師範室

図書館・閲覧室

 

と4つのコーナーに分かれている。

 

展示室内は撮影禁止。

 

入ってすぐ受付・スタンプコーナーあり。

なんと3種類もスタンプがある。

 

まず「資料展示室」

講道館の創立から現在まで

当時の資料や写真が展示されている

 

次に「柔道殿堂」

柔道の普及発展に功績のあった物故者から

選ばれた19名の肖像と略歴が掲示

 

展示の最後は「師範室」

創始者・嘉納治五郎の資料や遺品が展示

 

「図書館・閲覧室」では、

柔道の技・試合の映像データの視聴や、

過去の大会プログラムなど柔道関連の資料を閲覧できる

 

さらっと説明を書いたが、

資料室について、

貴重な資料があるのは分かるが、

説明が少ないため素人には理解しづらい。

 

展示品が何かは書いているが、

背景がほとんど書かれていないため。

 

〇〇書簡

〇〇刀

と書いてはいるが、

その展示品にどういう背景があるのか。

 

それを知りたい!

 

門外漢にも分かりやすいように、

経緯や背景といった

その展示品の持つ物語を書いてあれば

より多くの人が柔道に興味を抱くようになるはず!

 

 

まとめ

講道館柔道資料館

 

古来より受け継がれた柔術に、

創意工夫し「柔道」を生み出した嘉納治五郎

 

柔道修行の究竟の目的は、

己を完成し、世を補益すること。

 

つまり、

肉体だけでなく自己の精神を完成させ、

よりよい社会を創造することである。

 

前述した、

精力善用・自他共栄も含め

柔道という枠組みにとどまらず、

社会で生きる人の道を示している。

 

自分が培った力を、

相手を威圧したり、自分だけのため、

悪いことのためではなく、

善のために使う。

 

世の中を良い方向へ動かすために。

 

 

 

講道館柔道資料館

開館時間:10時から17時

休館日:土曜・日曜・祝日・夏季休暇・年末年始

入館料:無料

電話番号: 03-3818-4562

住所:東京都文京区春日1-16-30

各線「春日駅」より徒歩2分

各線「後楽園駅」より徒歩5分

公式サイト:

kodokanjudoinstitute.org

地図: