配当利回りとは、株価にたいして年間配当金の割合
配当利回りとは、株価にたいして企業が株主に支払う年間の配当金の割合です
(配当金=企業の利益の一部を株主に還元するお金)
求め方は配当利回り(%)=年間配当金÷株価×100
(例)
株価:1000円
年間配当金:100円
配当利回り=100円÷1000円×100
=10
配当利回りは10%となります
配当利回りから何が分かるか?
・銀行預金の金利のように、投資判断の一つとなる
銀行の普通預金金利は、0.001%。そのようにある企業の株式を買うことによって、いくら金利がつくかという風に考えることができます。
配当利回りの注意点
・配当利回りが低いからといって、投資価値の低い企業ではない
成長企業は将来性へ投資するため、配当金が0のところも多いからです。そういった企業の配当利回りは0%です。
→業績悪化のため配当金0円の企業もあるので注意が必要です
・配当利回りが高いからといって、これから先も高いわけでない
今期は企業の業績が良かったので、配当金が上がっただけかもしれないからです。来期の業績が悪化した場合、配当金は下がります。そうすると配当利回りは低下します。
配当利回りのまとめ
・計算式は、配当利回り(%)=年間配当金÷株価×100
・配当利回りが低いからといって投資価値が低いわけではない