株価の指標 その5 配当利回りとは?

配当利回りとは、株価にたいして年間配当金の割合

配当利回りとは、株価にたいして企業が株主に支払う年間の配当金の割合です

(配当金=企業の利益の一部を株主に還元するお金)

 

求め方は配当利回り(%)=年間配当金÷株価×100

 

(例)

株価:1000円

年間配当金:100円

 

配当利回り=100円÷1000円×100

     =10

 

配当利回りは10%となります

 

 

配当利回りから何が分かるか?

・銀行預金の金利のように、投資判断の一つとなる

銀行の普通預金金利は、0.001%。そのようにある企業の株式を買うことによって、いくら金利がつくかという風に考えることができます。

 

 

配当利回りの注意点

・配当利回りが低いからといって、投資価値の低い企業ではない

成長企業は将来性へ投資するため、配当金が0のところも多いからです。そういった企業の配当利回りは0%です。

→業績悪化のため配当金0円の企業もあるので注意が必要です

 

・配当利回りが高いからといって、これから先も高いわけでない

今期は企業の業績が良かったので、配当金が上がっただけかもしれないからです。来期の業績が悪化した場合、配当金は下がります。そうすると配当利回りは低下します。

 

 

配当利回りのまとめ

・計算式は、配当利回り(%)=年間配当金÷株価×100

・配当利回りが低いからといって投資価値が低いわけではない