謎が謎を呼ぶサンドイッチ店「ポポー」荒川区西日暮里

サンドイッチについて、あまり考えたことがある人は少ないだろう。私もそうであった。あのサンドイッチ屋に出会うまでは。 初めて訪れた店なのに、過去に見たことがあると錯覚(さっかく)を起こした。それほど、サンドイッチのパッケージや種類が似ている。…

皇居の近く「国立公文書館」へ、平成の書が見られる!

「平成」の書といえば、昭和64年(1989年)当時の官房長官・小渕恵三が、新元号発表の際、総理官邸の記者会見で掲げたもの。あるいは、当時の内閣総理大臣・竹下登の孫DAIGOが、自宅に置かれていたその書をTVで披露したことにより覚えている人も多いのではな…

裁縫教育から始まった「東京家政大学博物館」板橋区加賀

関東圏以外の方には、東京家政大学と聞いて女子大学ぐらいのイメージかもしれない。 はじまりは、1881年に渡邉辰五郎が湯島に開設した私塾「和洋裁縫伝習所」である。裁縫の知識や技術を主に教え、教養を高め自立した女性の育成を目的に設立された。 そして…

ころころじゃーにー第10弾「ミートデリカ塩屋」北区上十条

こんにちはー! ついに記念すべき第10弾! 記事も増えたが、体重も増えた、コロッケを巡る旅 初期の頃からご覧になっている方は、お気づきかもしれない。 ころころじゃーにーという名前だが、コロッケだけでなく、毎回メンチカツも購入している(笑) メンチ…

台東区「子規庵」へ、夏にはヘチマが見られる正岡子規の家

正岡子規、「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句で著名な俳人。「子規」は号(ごう:本名とは別の名前)であり、本名は「常規(つねのり)」である。 「子規」は、「ホトトギス」の漢字表記のひとつ。 ホトトギスは、戦国時代の武将の性格を表した「鳴かぬ…

おやつの語源を知れる「大名時計博物館」台東区谷中

時計やスマートフォンに表示される14時20分といった時刻。ほとんどの人は、とくに意識していないものだろう。この時刻の決め方について、「定時法」と「不定時法」という2種類の時法がある。 現在日本の時刻は、「定時法」という考えのもと決められている。…

ボリューミーなサンドイッチ「アメリカン」東銀座駅近く

これまで、あちこちのサンドイッチ屋を紹介してきた。 そして、全国各地にサンドイッチ屋はある。お店によって、サンドイッチは、大きさから種類までさまざまである。 その中でも、ボリューミーなサンドイッチといえば、このお店といっても過言ではない! 『…

中村不折を随所にみかける「書道博物館」台東区根岸

書道、学校の授業でも必修になっている科目。その書道についての博物館が、台東区の根岸にある。 その博物館は、もとは中村不折の自宅であった。彼は、洋画家であり、書家でもあった人物。 ご存知の方もそうでない方も清酒の「真澄」や、「新宿中村屋」のロ…

台東区「ねぎし三平堂」へ、林家三平の記念館

最近では、置いていない家庭もあるというテレビ。しかし、テレビ放送が始まった頃は、娯楽の中心であった。 そして、一般家庭にテレビが普及しだした昭和中頃には、テレビ界の大スターが誕生した。昭和の爆笑王と呼ばれた初代・林家三平。 1980年に亡くなっ…

ころころじゃーにー第9弾「駒形軒フライ惣菜」墨田区東駒形

こんにちは! ころころじゃーにー第9弾! 本日の訪問先 『駒形軒フライ惣菜』 緑のさし色で目立つお惣菜屋さん。 なかなか年季が入っており、 時代を感じさせるたたずまい。 おかみさん情報によると、 戦後すぐに開業したとのこと。 ということは、70年以上…

通称・地震の科学館「東京都北区防災センター」北区西ヶ原

日本に住んでいると、1度は地震を体感したことがあるのはないだろうか。その揺れの大きさは、「気象庁震度階級」と呼ばれる日本独自の基準で定められている。名称は難しそうだが、誰しもが聞いたことのある「震度4」や「震度3」といった言葉である。 2011年3…

大人も白熱するお仕事体験「警察博物館」中央区京橋

街へ出ると、ときどき見かけるお巡りさん。だが、警察官のお仕事は、街をパトロールすることだけではない。 事件を起こした犯人を捕まえたり、交通違反を取り締まったり、要人(ようじん)の警護など。仕事内容は、多岐にわたる。 普段あまり接することのな…

東京三大豆大福の一角「群林堂」文京区音羽

豆大福といえば、大福に豆が入ったもの。個人的好みの問題だが、美味しさがよく分からない 。それが嫌いというわけではない。豆や甘いものが嫌い、ということもない。 ただ「豆は必要なのか」「大福だけではいけないのか」と、いつも思ってしまう(笑) 東京…

より健康へ「くすりのミュージアム」中央区日本橋本町

誰でもお世話になったことがある「くすり」。どんなに身体が弱っているときでも、それを飲めば、ケロッと治ることもある。 漢字にすると「薬」。薬といえば、西洋医学が入ってくる前は、生薬(しょうやく)と呼ばれる自然に存在するものを組み合わせて作られ…

精巧な模型を見られる「小伝馬町牢屋敷展示館」中央区日本橋小伝馬町

罪を犯した人が、刑の重さによって、刑務所へ行くのが近現代。 それでは、江戸時代はどうなっていたのだろう。刑務所のようなものがあったのか、時代劇で見るような牢屋(ろうや)が実在していたのか。 結論を述べると、牢屋があった。牢屋敷というものがあ…