はらはらじゃーにー

8ra8ra3のJOURNEY

鳩があちこちに「鳩山会館」文京区音羽

 

護国寺駅から音羽通りを歩いて、江戸川橋駅の方へ

 

途中、左手に見慣れた名字の表札をみかける 

 

もしかして、あの鳩山家なのかと一瞬脳裏に浮かぶはず

 

その人である!

 

本日の訪問先

鳩山会館

『鳩山会館』

 

内閣総理大臣を務めた鳩山家の邸宅が、記念館として一般に公開されている。

 

鳩山家といえば、鳩山由(友)紀夫を想像する人が多いかもしれない。

 

しかし、この邸宅を建てたのは鳩山一郎、由紀夫の祖父にあたる人物である。

 

設計を手掛けたのは、一郎の友人である岡田信一郎。

 

鳩山会館

建物がつくられたのは大正13年(1924年)

 

鳩山一郎の死後、老朽化していた建物を大幅に修復し、1996年にオープン。

 

鳩山会館

 

入口は階段になっており、玄関わきの注意書きに驚いた!

 

まず、「床が木彫のため、下駄、細いハイヒールの方はスリッパに履き替えて頂きます」

 

これは理解できる。

 

「特殊なファッション、メイクをしての撮影禁止」

「会館内で着替えをしての撮影禁止」

「フィギア・人形及び小道具などを持ち込んでの撮影禁止」

などなど

 

禁止事項が、たくさん書かれていた。これらから、過去にトラブルが多かったことをうかがえる。しかも、日本語で書かれているので、外国人向けではない。

 

それだけ、素敵な洋館であることの裏返しであろう!

 

期待を膨らませ、いざ館内へ。

 

 

鳩山会館

鳩山会館

中に入ると、美しい照明がお出迎え

 

入館券について

階段上がってすぐに、受付と券売機がある。

 

この券売機、「東京チカラめし」と同じもの。「いらっしゃいませ」の音も同じ。これは・・・・。

 

前もって、鳩山会館のHPリンクから、前売りチケットを買っていたため、購入画面を受付に提示。

 

前売りチケットを買うと、粗品としてポストカードをもらえるので、そちらの方がお得!(3種類から選べる)

 

また券売機だと支払いは現金のみだが、前売りチケットはクレジットカードが使える。

 

 

会館1階

鳩山会館の1階は、和洋折衷のデザインになっている。

 

各部屋は、日本の襖のような仕切りがある。仕切りを開けると、1つの大広間のようになる。

 

 

第一応接室

鳩山会館

来客の控え室や、家族がお客様と面談する応接間として使用されていた。

 

現在では、鳩山会館の案内映像を見る場所になっている。

 

 

第二応接室

鳩山会館

アダムスタイルの装飾が施され、壁紙は絹製

(アダムスタイルとは、伝統的イギリス様式に古代ローマなどの装飾を取り入れた室内装飾様式)

 

奥にある一際大きな椅子は、鳩山一郎愛用の椅子。

 

鳩山会館

鳩山由紀夫の像

 

鳩山由紀夫

一郎の孫。

内閣総理大臣、民主党代表など歴任。

2013年、由紀夫から友紀夫へ改名。

 

 

鳩山会館

敷かれているカーペットの模様が、洋風でも和風でもなく中華風?

 

詳しい説明は書かれていなかったが、この部屋にとても溶け込んでいたので、気になった。

 

 

食堂

鳩山会館

岡田信一郎の教え子である梶田恵が設計制作。

 

椅子は釘一本使われておらず、

日本の伝統的な木組みと呼ばれる工法で作られている。

 

 

サンルーム

鳩山会館

日光がふんだんに入り、四季折々の花が咲く庭を眺めることができる。

(右側が、庭園)

 

他に1階には、特別展示室がある。由紀夫と弟・邦夫の実績や、季節ごとの企画展示が開催。

 

特別展示室内は、撮影禁止。

 

 

会館2階

 

階段を上がると、左手に

 

鹿のブロンズ像

鳩山会館

2階の西側壁に設置されていた像

 

老朽化のため取り外し、文化財として保存。現在、複製したものが元の位置に取り付けられている

 

 

大広間

鳩山会館

3つあった寝室を、修復の際、大広間に改造。

 

特別な木組みの床のため、50%の湿度を保つよう加湿器で湿度管理されている。

 

鳩山会館

 大広間中央にある書は、鳩山一郎の絶筆

「和為貴」-和を貴しと為す-

 

他に2階には、一郎記念室、薫記念室、威一郎記念室がある。それぞれの実績・愛蔵品などが展示。

(3室内は、撮影禁止)

 

薫記念館は、畳のため靴を脱ぐので、ご注意を!

 

鳩山一郎

鳩山会館である邸宅を建てた人物

1883年、東京都生まれ

文部大臣や内閣総理大臣等を歴任

日本とソビエト連邦の国交回復を実現

1959年、死去

 

鳩山薫

一郎の妻

共立女子学園長を永年務めた教育者

 

鳩山威一郎

一郎の長男であり、由紀夫の父

東京帝国大学法学部卒業後、大蔵省に入省

退官後、参議院議員を務める

 

 

庭園

鳩山会館

2階からの眺め

 

左奥:鳩山一郎の像

 

左手前:鯉がいる池

池の手前には、写ってはいないが、鳩山和夫夫妻(鳩山一郎の両親)銅像がある。建造物が少なかった時代は、銅像の視線方向に国会と富士山が見えた。

 

右奥:収蔵庫

修復前は温室が建っていた。邸宅にあった資料を保管している。

 

 

鳩山会館

庭園で一番インパクトのあった狸

 

鳩山会館

庭園奥には、離れがあるが一般には公開されていない。

 

 

鳩山会館のステンドグラス

設計者岡田の教え子である小川三知が制作者。関東大震災や太平洋戦争によって、現存している作品は少ないため、価値ある品。

 

小川三知

1867年、静岡県生まれ。幼少の頃から、画家を志す。アメリカへ留学し、ティファニーなどの工房でステンドグラスの技法を学ぶ。大正から昭和初期にかけ、ステンドグラスを日本に広めた人物。

 

 

1階から2階への階段途中

鳩山会館

法隆寺五重塔の摸しているといわれている。

 

 

玄関上部 

鳩山会館

鳩山家の名前からか、鳩がモチーフのステンドグラス 

 

 

食堂

鳩山会館

欄間のステンドグラス「ライチの実」 

 

 

第一応接室

鳩山会館

 緑を基調とした素通しのガラス

 

 

会館の外観

鳩山会館

前述した、2階に置かれている像の複製。それと、鳩。建物4隅に、鳩がそれぞれ取り付けられている。

 

鳩山会館

あいにくの天気であったが、南に面しているので日当たりは良い。そして、左右均等の建物。

 

窓は引き戸でつくられ、和風の特徴になっている。つまり、左右に開くということ。洋風だと、上下に開け閉めする。

 

そして、屋根をよく見て欲しい!

 

フクロウが4羽とまっている。

 

残念ながら、本物ではない。

 

鳩山会館

『豊島ふくろうみみずく資料館』の記事でも説明した通りフクロウは、知恵と学芸の象徴。

 

 

まとめ

鳩山会館

 

鳩山会館、鳩をモチーフにしたものを度々みかける。

 

鳩山一郎が唱えた「友愛」

相互尊重・相互理解・相互扶助の三原則を友愛主義と呼んでいた。

 

鳩は、「ノアの洪水」の物語でも登場する。鳩がオリーブの枝をくわえていたので、洪水がひいたことが分かった。

 

つまり、洪水は神の罰であったため、鳩は罰が終わったことを知らせたのだ。

 

というわけで、鳩は平和の象徴とされる。

 

そして、「友愛」「平和」「鳩山家」といったことから鳩が多いのだろう。

 

話は変わるが、鳩山会館のパンフレットには、バラとステンドグラスと書かれている。

 

そのため、バラの季節に訪れるのがオススメ。

 

春のバラは、5月下旬から6月上旬

秋のバラは、10月中旬から11月上旬

(気温によって変わるので、公式HPに詳細記載)

 

バラが見頃かどうか気になる人は、問い合わせするのが確実。

 

管理されている方が、丁寧に教えてくれるはず! 

(とても親切な対応でした)

 

 

鳩山会館

開館時間:10時から16時

 

休館日:毎週月曜(祝日の場合、開館)

 

入館料:大人600円 シルバー500円

障害者・学生400円 小中学生300円

 

電話番号:03-5976-2800

 

住所:東京都文京区音羽1-7-1

有楽町線「江戸川橋駅」(2番出口)より徒歩7分

有楽町線「護国寺駅」(5番出口)より徒歩7分

入口は、音羽通り沿い

 

併設カフェ:なし

 

WiFi:なし

 

バリアフリー:対応していない

事前予約をお願いしている。エレベーターは、無い。

 

公式サイト:http://www.hatoyamakaikan.com/

 

地図: