きけ「わだつみのこえ記念館」文京区本郷

『きけ わだつみのこえ』という本を知っているだろうか。第二次世界大戦で戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた本である。 学徒兵とは、学校に籍を置きながら戦争に参加した兵。学徒出陣の人達である。昭和18年、それまで動員されていなかった大学生や専門学…

心を知る、文京区の「三菱史料館」へ

文京区の湯島にある「旧岩崎邸庭園」。訪れたことのある人もいるだろう。岩崎家の邸宅と庭が、公園として整備されている。 「岩崎家」といえば、三菱財閥の創業家にあたる。誰もが名を聞いたことのある「三菱」。三菱商事、三菱東京UFJ銀行、三菱重工業とい…

奇数月のみ開く、豊島区の「吉村順三記念ギャラリー」へ

ある日、目白周辺を散策していたところ。 とある看板が目にとまった。 「吉村順三」、分からない…。案内を見る限り、建築系の人のようだ。 どうやら展示は、はじまったばかり。これも何かの縁かと思い、中へ。 本日の訪問先 『吉村順三記念ギャラリー』 吉村…

豊島区「豊島ふくろう・みみずく資料館」へ、福を招く!

「ふくろう」、漢字で書くと「梟」。『ハリーポッター』でも登場したことのある鳥。ハトやカラスと違い、日常的に見かけることは少ない。 けれど、昔から福を呼ぶ鳥として親しまれていた。当て字になるが、「福老」や「不苦労」と表すことができるため。 そ…

ころころじゃーにー第5弾「肉のハヤシ」豊島区南大塚

はい、本日はコロッケの旅。 コロッケ屋はどこや!!! と探そうかと思ったが、ふと脳裏にあの店が! 大塚駅に来た時、店の前を時々通るが、揚げ物ケースに何も入っていない。 売り切れたのか、注文してから揚げるスタイルなのか、わからない。 というわけで…

現存する区内最古の木造洋風建築「豊島区立雑司が谷旧宣教師館」へ

雑司が谷周辺を散策していると。 旧宣教師館通りという名前の通りに出くわす。初めて訪れたものには、何があるのか分からない。たぶん宣教師館があったのだろうということぐらい。 宣教師館とは、宣教師が住んでいた家。宣教師、広義では宗教や思想を広める…

ツッコミ待ち?!豊島区南池袋にある「老眼めがね博物館」へ

メガネ女子、メガネ男子、伊達メガネなど、メガネが付く言葉は多い。そして、実際にメガネをかけている人もたくさんいるだろう。 知る人ぞ知る。メガネの面白いところが、豊島区の南池袋にある。 池袋駅からジュンク堂書店横。東通りに入り、少し歩く。 する…

使って保存の先駆け、豊島区の「自由学園明日館・講堂」へ

日本の一流ホテルである、帝国ホテル。設計したのは、アメリカの建築家であるライト。その人物と、弟子の遠藤新による建物が、自由学園の校舎である。 自由学園とは、クリスチャンであった羽仁夫妻により、1921年に女学校として設立された。従来の教育ではな…

シャツ?!「手造り餃子の店いろは」荒川区南千住

チンチン電車 都電荒川線の終点であり、始発でもある 三ノ輪橋駅 駅から徒歩数秒のところに餃子のお店がある 本日の訪問先 『手造り餃子の店 いろは』 店内は、カウンター席が数席あるのみ。持ち帰りがメインのお店かもしれない。 そのためか、テイクアウト…

中村屋サロンの中心人物「中村彝アトリエ記念館」新宿区下落合

東京に住んでいると、新宿中村屋へ1度は行ったことがないだろうか。知らない人のために、新宿中村屋は、1901年に創業した食品メーカーである。現在では、レストラン経営や中華まん・カレー販売など事業は多岐にわたる。 新宿中村屋に多くの芸術家が出入りす…

まことちゃんポストが目印「切手の博物館」豊島区目白

みなさん、1度ぐらい切手を集めたことはないだろうか。切手には、記念切手や図柄の美しい切手など様々な種類がある。いったい何種類あるのか分からないぐらいだ。 日本の切手だけでも、それだけ多くの数がある。では、外国の切手はどうなのだろうと気になる…

文京区「成瀬記念館」へ、日本女子大学目白キャンパス内

東京の三大女子大というと、どこの大学を想像するだろう。諸説あるが、「日本女子大学」「東京女子大学」「津田塾女子大学」 の3校を指すことが多い。 中でも「日本女子大学」は、日本で初めての女子大学である。創設者は成瀬仁蔵(なるせじんぞう)、キリス…

エではなく、ヱ!渋谷区「ヱビスビール記念館」へ

恵比寿駅を降りると聞こえてくる『第三の男』。ヱビスビールでお馴染みのあの曲である。 20歳以上の人なら、1度は飲んだことがあるだろう。そのヱビスビールのミュージアムが、もちろん恵比寿にある。 本日の訪問先 見学方法は、2種類 自由見学 エビスツアー…

ころころじゃーにー第4弾「なりきや」北区西ヶ原・霜降銀座

こんにちは! ころころじゃーにー第4弾! 本日のお店 『なりきや』 松阪牛販売指定店である! 場所は、霜降銀座商店街。 霜降り肉の代名詞「松阪牛」が、霜降銀座商店街に! (霜降つながり?) せっかくなら、松阪牛を食べたい! 松! 阪! 牛! しかし、高級…

記録文学とも称される、荒川区の「吉村昭記念文学館」へ

2011年3月11日に起きた「東日本大震災」。大きな揺れを経験した人にとっては、忘れられないもの。それによって発生した大津波を覚えている人も多いだろう。 当時話題になった小説『三陸海岸大津波』。なぜかというと、実際に発生したできごとと、類似する点…